最新版2021 新酒・しぼりたてのおすすめ8選 冬季限定の日本酒

新酒・しぼりたてとは

新酒とは、その字の通り新しくできた日本酒のこと。
本来は、10月頃から造り始めた酒のできたての酒を言いました。
しかしそれが転じて、現在では様々なお酒が新酒として販売されています。

ここでは、王道である10月~2月に製造、販売される「新酒」にフォーカスして説明をしましょう。

一般的な酒蔵は10月1日を起点に酒造りを行います。
10月1日は日本酒の日となっており、酒造りや、酒造会社の会計年度もこの日から始まります。

まずはお酒の神様である松尾様など神様にお祈りをします。
次に甑を倒して、酒造りの準備を行います。

一連のしきたりや準備が整うと、今年出来立ての米でお酒の製造を始めます。

味の特徴

新酒はできたてのため、新鮮でフレッシュなお酒です。
できたての原酒は、緑色をしており、少し炭酸ガスが含まれピリピリしています。

このお酒をそのまま飲めるように生酒、無濾過で販売を行う蔵もあります。
お酒のできたてが売りのため、早いうちに味わってもらいたいという意向です。

そのため新酒が出始める10月から、酒造りが終わる2月、3月までが新酒の美味しい時期と言えるでしょう。

冬季限定

なんといっても、今年の酒造りを方向付ける今期1回目の仕込みの酒です。
そのため、酒蔵にとっても力の入った酒であることは間違いありません。
多くは生貯や生酒など火入れが1回の為、鮮度が勝負です。
季節限定のこの味を、年末や年始に味わうことをおすすめします。

新潟のおすすめしぼりたて

越の誉新酒
越の誉 純米葉月みのり 新米新酒
地元、新潟県中越地方の柏崎刈羽平野で生まれた新品種の飯米「葉月みのり」。
収穫の早いこの米を使って、原酒造ではいち早く新酒造りに入りました。
精米歩合は新米を生かす90%で醸しあげ、県内一の早さで新米新酒を発売。
数量限定で毎年は早期完売の人気商品となっています。
出来立てのピリッと感を残したフレッシュさ、力強いボディー、純米の豊かな酸味が調和し、フルーティーで個性ある仕上がりです。

お福正宗新酒
お福正宗 初しぼり新酒
仕込みタンク第一号の槽(ふね)から搾られる新鮮な新酒を瓶詰め。
香り豊かで米本来の旨味を感じる味わいです。
新酒の時期にしか飲めない季節限定商品です。
お福酒造は甘口蔵として有名ですが、新酒はやや辛口のお酒。
甘口蔵の辛口酒こそがこの酒の魅力です。
日本酒度:+2(やや辛口)◎アルコール度数:15度

雪紅梅新酒
越後雪紅梅 初しぼり純米
長谷川酒造より「越後雪紅梅 初しぼり」です。
純米無ろ過生原酒と火入れの2タイプが製造されます。
しぼりたてのお酒をろ過せず、火入れも加水も一切せず、そのままお届けします。
新酒の若々しさと、生原酒の力強さをあわせ持つ、今だけ味わえる限定酒です。
ちなみに銘柄の「雪紅梅」は、作曲家故遠藤実氏による命名と書で「雪紅梅 情けの味がする」の詩と共に遠藤氏より頂いたもの。

白龍新酒
白龍 吟醸搾りたて生原酒
白龍酒造が今年1番に仕込んだお酒です。
この秋に収穫したばかりの越後平野で採れた新潟県産の新米を100%使用し、芳醇な香りが特徴的です。
熱処理をしていないしぼりたての新酒ならではのフルーティーで華やかな香りと爽やかな味わい。
そして生原酒ならではのガツンとした飲みごたえをお楽しみいただけます。
白龍はモンドセレクション最高金賞を受賞した品質に評価がある蔵です。

吉乃川新米新酒
吉乃川新米新酒
長岡市の雄、吉乃川から秋季の季節商品としてされる「吉乃川 新米仕込み新酒 純米」です。
今年の秋に収穫する新潟県産の新米をいち早く仕込んだ純米酒です。
以前は普通酒でしたが、純米酒となりラベルやコンセプトも大幅に変更されました。
麹のフレッシュな香りただよう、出来たての味わいを堪能できます。


越乃八豊 純米酒 初しぼり
大関の小会社である越後酒造場、大手の傘下だけに安定した製造技術を誇ります。
いい意味で裏切らない酒と言えるでしょう。
このお酒は、越後杜氏の本流の一つ、野積杜氏から受け継いだ野積流の酒造りで、若き杜氏が醸しました。 
熟成前の今しか味わえない爽やな新米新酒の純米酒です。
しぼったばかりのいきいきとしたフレッシュで爽快な味わいが口いっぱいに広がります。


妙高山 搾りたて新酒
「妙高山」の製造元、妙高酒造から「妙高山搾りたて新酒」。
新潟が誇る名杜氏・平田氏が新米にて醸し出した一番搾り酒です。
この当時は新潟屈指の技術を誇り、もはや伝説の杜氏と言われています。
妙高酵母という独自酵母開発を始め数々の逸話を持つ平田氏の酒は虜になる旨さがあります。
新酒ならではの若々しい糀香とフレッシュで軽快なる味わいは、年に一度この時期でしか味わう事が出来ないお酒です。
今年の米の出来具合や仕込み時期の温度状況を読みながら、丁寧な麹造りが味を左右する仕込み一号酒。
冷やから熱燗まで幅広い温度帯で楽しめます。


越の寒中梅 本醸造 新米新酒
新潟銘醸が製造する「越の寒中梅」の季節限定酒です。
杜氏と蔵人たちが蔵に入り、この秋収穫した新潟県産米を丹念に磨き、伝統の技で醸しました。
新酒の若々しい味わいとフレッシュな香りをお楽しみ頂けます。
常温または冷やして飲むのがおすすめです。

お買い物

その他のおすすめ記事

おすすめの日本酒

新潟でしか買えない日本酒 手に入りにくいやレアなお酒

新潟県には全国最多の88場の酒蔵数があります。 有名酒である「久保田」「八海山」をはじめ、有名ではな …
おすすめの日本酒

女性に人気 フルーティーで甘口な新潟の日本酒20選

ご紹介する甘口のお酒 日本酒には、辛口の酒、甘口の酒とあります。 新潟のお酒「淡麗辛口」と呼ばれるほ …
おすすめの日本酒 新発売 ニュース

新潟のおすすめスパークリング日本酒 久保田 八海山 上善如水などおすすめ8選

スパークリング日本酒とは 皆さんも一度はスパークリング日本酒というワードを聞いたことがあるのではない …

コンテンツ

外部リンク

Page Top