新潟のおすすめスパークリング日本酒 久保田 八海山 上善如水などおすすめ8選
スパークリング日本酒とは
皆さんも一度はスパークリング日本酒というワードを聞いたことがあるのではないでしょうか。
一ノ蔵「すず音」、松竹梅「澪」、旭酒造「獺祭スパークリング」など炭酸が含まれた日本酒が全国的にヒットしています。
新潟でも人気蔵、有名蔵が続々とスパークリングのお酒を発売しています。
そこで今回は、新潟の人気スパークリング日本酒を特集します。
暑い夏に限らず、通年で人気が出てきたスパークリングの日本酒。
ぜひお試しください。
スパークリング日本酒の魅力とは
飲みやすさや、おしゃれさが認められてシャンパンやスパークリングワインは、日本でもすっかり定着をしました。
中にはワインは飲めないけどスパークリングだったら飲めるという人もいます。
同様に日本酒を普段飲まない人たちを魅了するのが、スパークリング日本酒です。
1998年、宮城県の一ノ蔵酒造が「すず音」を発売し、全国的な大ヒット商品になりました。
また山口県の旭酒造から「獺祭スパークリング」を発売して大ヒット。
これにより日本酒のスパークリングが確立をしたと言えるでしょう。
これらの他にも様々な酒蔵から発売され、その魅力は
などが挙げられるでしょう。
一般的な日本酒のアルコール度数は15度~20度が多いのですが、スパークリング日本酒のアルコール度数はそれよりもだいぶ低めです。
だからお酒に弱い人でも好きになってしまう魅力があるのです。
そして何と言っても炭酸が入っているので、口当たりが爽やかで日本酒独特の後味が残らないのも女性に人気が高い理由です。
またパッケージもおしゃれだったり、かわいい商品が多いのが魅力的です。
思わずパケ買いしちゃう人も多いんですよ。
瓶の形も各社が知恵を絞り、従来の酒瓶ではない特殊な瓶を採用しています。
瓶を加工する技術があがったことも要因しているのでしょう。
また下記のような様々な製法により、従来の日本酒ファンも納得する味わいが生み出されています。
このようにスパークリング日本酒は、今後も従来ファンと新たなファンの間で人気を博していくと思われます。
スパークリング日本酒の製法方法
2000年以降から広がったスパークリング日本酒には、主に2種類の製法があります。
リーズナブル シャープ
※活性にごりという方法もありますが、これはまた別の機会に説明します。
瓶内発酵タイプ
シャンパンに代表される製法で、瓶内二次発酵とも言います。
通常は発酵をタンクで行いますが、この製法は瓶の中で発酵を行います。
すると炭酸ガスが瓶の中で発生し、お酒と混ざり合います。
しかし、発酵の途中に、ガスが充満しすぎないように、ガスを抜いたり、ガスを発生させる元である麹を取り除く作業が必要となります。
そのため管理コストがかかり、高級品となります。
それゆえ、ガスと酒が調和したフルーティーな味わいが楽しめます。
ガス注入タイプ
すでに出来上がっている日本酒に、圧縮した炭酸ガスを加える方法です。
瓶内発酵より作業工程は非常に短く、短期かつ低コストで生産することができます。
シャープな味わいとなり、飲みやすさやカジュアルさがある製品となります。
価格はリーズナブルなものとなります。
美味しい飲み方
スパークリング日本酒の一番の醍醐味は、炭酸ガスによる飲みやすさでしょう。
ですから冷やしていただくのが一般的です。
冷蔵庫でしっかり冷やしたお酒を開栓します。
またガスが消えないうちに飲み切る方が良いでしょう。
1人で飲む場合は、180ml~300mlなどの少容量の商品。
2~3人の場合は、500ml~750mlなどの中容量の商品をおすすめします。
人気のスパークリング日本酒
久保田スパークリング
新潟のスパークリング日本酒でナンバーワンの人気を誇る久保田スパークリング。
きめ細やかな泡立ちとマスカットのような爽やかな香りで、軽やかな爽快感を楽しめるスパークリングです。
ベースの純米酒の味わいを引き出すため、アルコール分は12度と一般的なスパークリングワインと同程度で、甘酸っぱい味わいです。
ボリュームはありながら、久保田ならではのキリっとしたシャープな酸味が口当たりすっきりと感じさせます。
八海山 発泡にごり酒 720ml
スパークリングの日本酒では屈指の人気を誇るにごりのスパークリングです。
さわやかな酸味と華やかな香り、きれいですっきりとした味わいが特徴的な発泡にごり酒です。
炭酸の泡が口の中で心地よくはじける、シャンパン感覚で味わえます。
濃厚なお料理にも合いますし、フルーツなどのデザートと一緒にに食後にいただくのもおすすめです。
上善如水スパークリング
「上善如水」という名前には、「人間の理想は、水のようにさまざまに形を変えながら、自然に流れるように生きること」という意味が込められています。
大地に染み込む雪どけ水のような、きれいでやわらかい味わいでだれもが飲みやすい、日本酒の入門酒であることが、上善如水の存在意義です。
そんな上善如水のスパークリングバージョンのお酒。
甘さを抑えたドライな飲み口の発泡性日本酒で、とても米から作られているとは思えない味わいです。
口に含んだ瞬間に感じるやわらかな甘みと、炭酸ガスによるスッキリとした後口は食前、食中を選ばずお楽しみいただけます。
ドライタイプのスパークリング日本酒は、透明感のある味わいと軽快でスッキリとした後口。
炭酸によって辛口ならではの爽快な風味をお楽しみいただけます。
スパークリング 吉乃川 酒蔵の淡雪
2017年からフランスで始まった日本酒コンクール「KURA MASTER」Sake Sparkling Soft(発泡性清酒ソフト)部門でプラチナ賞と審査員賞を受賞。
成熟した果実を思わせる濃厚な香りと麹本来のやわらかな甘みがふわりと舞うまるで淡雪のような軽い飲み心地が特徴。
アルコール度数は7度と控えめなので食前酒や食後酒におすすめ。
あわっしゅ
お米の織りなす爽やかなハーモニー。
乾杯や食後の甘いデザートにも相性は抜群です。
よく冷やしてから、シャンパングラスに注ぎ立ち上がる泡を眺めながらお召し上がりください。
甘いドライフルーツやナッツなどともよく合います。
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020
スパークリングSAKE部門 最高金賞受賞酒です。
HANABI
米だけでつくられた、発泡する純米酒。天然の発酵炭酸ガスがシュワシュワと心地よい泡立ちを作り出します。ほどよい酸味と米の旨味が生み出す上品な甘さです。
アルコール分は8度と低めなので思わずがぶ飲みしてしまいそうです。
日本酒度は-60と超甘めです。デザート酒として楽しめるでしょう。
ワイン酵母仕込み WiWi (わいわい) 純米吟醸酒
通常の日本酒の仕込みで使う日本酒酵母ではなく、白ワインを醸造する際に使用するワイン酵母で仕込んだ爽やかな酸味とやさしい甘味が特徴的な新感覚の日本酒です。
各種パーティー、女子会にもぴったりです。
母の日やお母さんへの誕生日プレゼントとしても喜ばれます。
冷やしてたり、ロック、ソーダ割りなどで楽しめる甘口ワインのようなお酒です。
北雪 SPARKLING SAKE
ついに登場北雪のスパークリング酒。
酒造好適米「五百万石」で醸した純米吟醸に炭酸ガスを加えた発泡性日本酒です。
ドライですっきりとした味わいで、食前酒だけでなく食中酒としてもお楽しみいただけます。
日本酒度が+1.8とすっきり辛口です。