緑川酒造(株)
緑川酒造(株)は1884年創業の新潟県魚沼市の酒蔵です。
魚沼市の南部で、周囲は魚沼産コシヒカリが栽培される田んぼに囲まれています。
この蔵では魚沼丘陵の伏流水を地下50mより汲み上げ、仕込み水として使用しています。
魚沼地域は寒暖差が大きく良い米造りに適しています。
また冬は豪雪地帯のため積雪による安定した気温が酒造りに適しており、これらが銘酒を産み出す環境となっています。
販売方式は、酒販店を組織化した緑川会の会員に販売許可を与えるという方式。
当初は、緑川以外に数種類の酒販売に絞らなければ卸さないなど強硬な姿勢を取り、宗教的であるなどと揶揄された。
反発し離脱した酒販店も多かったが、新派も全国に広がり、ブランド構築につながった。