原酒造の杉玉
こんにちは。
編集長です。
二十四節気の「霜降」が過ぎ、
朝晩の冷え込みが一層
増してきました。
来月中旬になると、
各蔵元さんから新酒の
便りが届きます。
ところで新酒ができると、
蔵元さんで行う儀式(?)の
ようなものがありますが、
何かご存知ですか?
それは、
杉玉の交換です。
杉玉
杉玉は酒林(さかばやし)とも
呼ばれますが、杉の葉を束ねて
丸くしたものです。
よく酒蔵の軒先に吊るされて
いますが、蔵見学などで
見たことがある!という方も
いらっしゃると思います。
ちなみにその時見た杉玉の色、
何色だったか憶えてますか?
もし緑の杉玉ならそれは
「新酒ができました」、
「搾りが始まりました」という
酒蔵さんの目印です。
杉玉は、
一年をかけ緑から茶色へと
色を変えていきます。
色の変化が日本酒の熟成具合と
似ているとも言われます。
これから蔵見学を予定されている
方は、ぜひ杉玉の色にも注目
してみてください。
当店と長いお付き合いのある
柏崎市原酒造さんでは、
蔵見学に訪れると直径1.3メートルも
ある巨大杉玉がお出迎えしてくれます。
新潟にお越しの際は、
ぜひ蔵見学のほうにも
足を運んでみてください。